大正4年刊、雄大な構想のもとに愛媛県南予の地誌・歴史を網羅した1100頁に及ぶ『南豫史』は、高い評価を得ながらも、現在入手困難な幻の書となっている。百年の時を超え、神津陽による解説、索引などを付して復刻する。