自由律俳句を代表する俳人・種田山頭火。彼は俗世を捨てた行乞流転の旅の中から夥しい俳句を遺した。その代表句・百句を、山頭火研究者や若手俳人が鑑賞。あわせて山頭火をめぐるエッセイも収録、彼の波瀾と漂泊の生涯をたどる。