今の暮らしを、今の言葉で、感じるままに。大胆な発想と笑いを誘う表現が特色の小西雅子の初句集。
「早春や夫婦喧嘩を開け放ち」
「三月や沼へ一台バスが着く」
「月の夜は大陸動く赤子泣く」
「セーターは手洗い男は丸洗い」 等、
日常から自由にいきいきと羽ばたく200句を収める