30年来、短歌に没頭した著者の第2歌集。老年期に入った夫婦の暮らしや日々の思いを440首の短歌に託す。歌の持つイメージで色分けした7章に、幸せは遠くではなく日常のあしもとの中にある、との思いが込められている。