主に自然とのかかわりの中から、目に留まり拾い上げて来たものがここにある ・・・・ 残っているのは“物”だが、おのずから出合った時々の風景が僕の中には広がっている。それを文章に出来ないかと思ったのだ。(本書「あとがきに代えて」より)
画家吉田淳治が、見て、触って、書いた。オブジェ54点。エッセイ26編。