ウリハッキョは朝鮮語で「私たちの学校」。この短い言葉に込められた在日の思いとは…。一人のテレビディレクターが四国の小さな民族学校を舞台に“近くて遠い存在”を見つめる。
本書のもととなったドキュメンタリー番組(テレビ愛媛・同タイトル)は「地方の時代映像賞」優秀賞、「FNSドキュメンタリー大賞」審査員特別賞を受賞。本書は、時間枠の限られたテレビで語りきれなかった在日の人々の声を伝える。