人の「はたらく力」、そのよりよき分業の在り方の考察をライフワークとしてきた著者の集大成ともいえる一冊。社会的分業のすがたかたちやその受難、そしてその今日までの変遷をたどり、人間の生存に必要不可欠なその道理を説く。