死の前日まで創作に関わった正岡子規。彼の遺した俳句と短歌の革新の流れは、思いもよらない大河となっていた。--
子規の短歌のはじまりから終わりまでを眺め、一人の歌人の発展過程を矛盾なく解き明かした労作「子規の短歌」を中心に、子規の足跡を辿る。