愛媛県宇和島沖の貧しい離島、日振島に生まれ育ち、アメリカでの単身苦闘の後、帰国してからの後半生を郷里の更生に捧げた森岡天涯。大正デモクラシーの中、南予の社会教育の浸透に奮闘した彼の歩みと業績、精神を今に伝える。